寝る、そして夢

 滅多にある訳ではないのですが、私は頭痛に唸る時があります。
昨日などが酷い頭痛で非常に困っていたのですが、今回は・・・と思って、何も薬を服用せずに家で大人しくしていましたが、はてさて、頭痛が酷い時、人々はどうするのでしょうか。

 低気圧で痛くなる事もあれば、寝過ぎで頭痛なんてのもありますし、それこそ多種多様な頭痛な訳ですが、それごとに対処法を考える訳にもいきません。
といいますよりも、頭痛の種類ごとに特徴を挙げられる程の知識は持ち合わせていません。
そこで私が頭痛の際に頼るのは、もう1つのみ。


 「寝る」。

 寝るのは良いものです。
風邪も体調不良もとにかく、人体に異常を感じた時は一先ず寝るに限ります。
頭痛の時も寝るまでは行かずとも横になってボーッとしておくのがベターではないでしょうか。
余りにも酷い様なら病院に行った方が良いでしょうが・・・

 余談ですが、風邪の際には布団を重ねに重ねてそこに潜り込んで眠り続ける様にしています。
そして、2リットルのポカリスエットを数本、枕元に置いておく。
熱さや喉の渇きをそれで癒すのです。

 下手に風邪薬を服用しても、本来の抵抗力を弱らせる事もあろうと私はそんな方法で、いつも風邪に対応している次第であります。
インフルエンザなんかも、基本的に2日程で落ち着きます。
個人差があるでしょうし、改めて書きますが、とっとと病院行って薬を貰った方が良いでしょう。


 しかし、寝るという話になると付き物の様に付いて来るのが「夢」という話題。
昨今・・・という程の事ではないでしょうが、夢占いなんてのもありまして、こういう夢はこういう心理状態や健康状態、こういう予兆!みたいな話になるんだそう。

 私も良く夢を見ますが、時には大爆笑しながら起きたり、時には枕を涙で濡らしていたりと、それは中々にドラマ性に富んでいるみたいですね。
直ぐ忘れてしまうのが惜しい位です。
 その中でも忘れない夢というのはありませんか?
私は幾つかあって、それは怖い夢が多いのですが・・・
1つ何よりも鮮明で、それでいて美しさすら感じた夢があります。

 何て事はありません。
水の中に仰向けで沈んで行く夢です。
何処までも青く、何処までも黒かった様な気がする。そんな永遠に続きそうな水の中に沈んで行くのです。
 周囲に何かあったかと言えば、多分なかった筈。
何も無い部屋という様な印象で、壁からは水が静かに緩やかに流れていたと記憶しています。
それが反射でキラキラと綺麗に、不気味に光っていました。
そんな場所で私は沈んで行くのですが・・・その時に思った事は今でも忘れられません。

 「何と無く、多分なんだけど、このままだと俺は死んでしまう。」
そう感じて、跳ね起きたのです。
目覚めれば、それはいつもの部屋だったんですが、いやはや不思議にして美しい。
あのまま夢の中に居たら恐らく死んでいた!と今でも何の確証もないながら思い続けているのであります。

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